おひとりさまのエンディングノート

 エンディングノートを書いてみる

 終活って何から始めたらいいのかわからない、

 と言う人に、まずエンディングノートを書く

 ことから始めてみましょう、と多くの人が

 提案しています。私もそれがいいと思います。

 エンディングノートはたくさんあります。

 どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれ

 ません。

 私が初めて使ったノートは、終活セミナーで

 配布されたものです。紙質がツルツルで鉛筆

 で書きにくく、すぐに嫌になりました。

 その上「大切な家族」「親しい友人」など

 私の苦手とする言葉が頻繁に出て来るので

 ますます嫌気がさしました。

 それ以来、エンディングノートから離れて

 いました。

 ほかの人にはお勧めしていましたが。

 『おひとりさまのはじめての

  エンディングノート』 

   監修 黒田尚子  発行所 主婦の友社

 タイトル通り「はじめて」の人にはいいと

 思います。アドバイスがたくさん書かれていて

 とても参考になります。(その分書くスペース

 が少ないのですが)

 ❝気軽に書いて「不安を見える化」しよう!❞

 と帯にあるように、基本ポイントを具体的に

 書き出す手引きをしてくれます。

 ひとつ気になったのは、イラストの女性が

 どう見ても終活するような年齢には見えない

 のです。髪も黒々としていてかわいらしい。

 違和感・・・・・・

 

 これで物足りないと思う人にお勧め。

 『書いて安心 エンディングノート』

   編者・発行所 主婦の友社

 たまたま同じ主婦の友社です。

 こちらは書く項目がたくさんあります。

 書きやすいところから少しづつ埋めていく

 のがいいと思います。

 

 手に取ってみたものの、面倒くさい、と

 エンディングノート自体を毛嫌いするかも

 しれません。(私もそうでした)

 しかし、

 その引っかかってしまった部分は何なのか

 どうしてそう思ったのかを分析してみると

 自分の課題が見えてくるのではないか

 思うのです。(私もそうでした)

 考えておかなければならない項目に対する

 気づきを得るきっかけになるかもしれません。

 

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