福知山線事故と

 JR福知山線脱線事故と引越

 2005年4月25日 JR西日本福知山線脱線事故

 死者107名、負傷者562名

 

 私は4月24日に引越をして25日には有休を取り

 荷物を片付けていた。

 前の部屋が古くてテレビのアンテナの線が合わ

 ないので、見ることができない。

 翌日からはゴールデンウイーク前で仕事が忙し

 くなるのでこの日のうちにあらかた片付けて

 しまおうと思い、買い物には行かずにいた。

 しかも近所には家電を売っている店がなく、

 テレビはあきらめて、FMを聞きながら作業を

 していた。

 

 毎時55分頃から流れるニュースで事故を知る

 が、短い時間なので詳しいことはわからない。

 ところが、1時間おきに犠牲者がだんだん増え

 てくる。本当にだんだん、だんだん・・・・・・

 ラジオでは詳細がわからない。

 テレビが見たい!

 

 翌日、会社の新聞を見て、大惨事だったと知る。

 後日、様々な報道を見て、JR西日本の体質に

 とても腹が立った。

 同車両で通勤途中だった社員は、救出作業を

 手伝わずに会社に向かったとか、事故にも

 かかわらず、ボーリング大会だか、飲み会だか

 を行なっていたとか。

 社員の言葉もある。 

 発生当日も、萎縮した現場の弊害は表れていた。

 昼から出勤予定だったが、報道で事故を知り、

 慌てて職場へ向かった。しかし、その職場では

 「担当線区ではないと、ひとごとのような雰囲

 気」が漂っていた。

  引用元 産経新聞

  https://news.yahoo.co.jp/articles/40226766504118f87f7ea07525f5d95e6ec4deda

 

 運転手が悲しすぎる。会社の膿を出すために

 彼が犠牲になったのだとしたら。

 その後のJR西日本の対応にはあきれる。

 便宜を図るために事故調査委員会に、鉄道模型

 やチョロQなどの手土産を持って行った、には。

 あとはWikipediaをご覧ください。感情抜きで

 詳細がわかりますから。

 JR福知山線脱線事故 - Wikipedia

 

 ここからは、引越の愚痴。

 引越業者がひどい会社で、ノートパソコンと

 Faxの入った段ボールを乱暴に扱い、パソコ

 ンは角がへこみ、Faxはアンテナが折れて

 それぞれ修理に ¥55,000、¥6,500 かかった。

 会社に苦情を言ったら、お前の梱包の仕方が

 悪いからだ、こちらには責任はない、と言い放

 った。仕方がなく泣き寝入り・・・・・・

 

 毎年、4月25日に思い出す。

 1時間おきのFMのニュースに心を痛めながら

 荷物を片付けていたこと。

 ひどい引越業者を選んでしまったこと。

  事故と紐づけで。