孤独死と孤立死

 孤独死と孤立死の違い

 ソリタリーにとって、孤独死は絶対避けたい。

 ソリタリーでなくても誰でもいやですよね。 

 孤独死と孤立死はどう異なるのでしょう。

 

 

 孤独死と孤立死の違い

 孤独死・孤立死とは、家族や医療関係者などに

 看取られることなく、亡くなった時に独りで、

 死亡後に発見されることを言います。

 孤独死、孤立死ともに同じような意味で用い

 られていますが、両者の間の違いは次の通り

 です。

 |孤独死とは

 孤独死は、平成24年の内閣府の「高齢者の

 健康に関する意識調査」によると、❝誰にも

 看取られることなく亡くなったあとに発見

 される死❞と定義されています。

 |孤立死とは

 平成20年3月の「高齢者等が一人でも安心

 して暮らせるコミュニティづくり推進会議」

 の報告書では、❝社会から孤立した結果、

 死後長時間放置される❞ような状態と明記

 されています。

 また平成22年の「高齢者白書」では、❝家族や

 地域社会との交流が客観的にみて著しく乏し

 い状態❞の方が亡くなった場合を指しています。

 このように、言葉の大きな違いは死んだ時の

 故人の状態にあるようです。

 例え亡くなった時には独りであったとしても

 家族や友人や近所付き合いがあった人なら

 「孤独死」で、そういった交流がない状態で

 亡くなった人なら「孤立死」に括られると

 言えるでしょう。

 同じ死に方でも、社会的に孤立していたか否

 かで表現の違いが出てきます。

  引用元 孤独死は発見された後どうなる?
        孤独死から葬儀の流れ いい葬儀
       
https://www.e-sogi.com/guide/16351/

 

 孤立死とは何か?

 孤立死という言葉を辞書で調べてみると次の

 ように定義されています。

 社会から孤立した状態で亡くなり長期間気づ

 かれないこと。独居高齢者や老老介護世帯だ

 けでなく、若年層の家族がいる世帯や生活

 困窮世帯でも起こっている。(出典「デジタル

 大辞泉」)(中略)

 社会的に孤立しており、何ら人間関係を持た

 ずに、社会的つながりのないまま孤独に死亡

 することであると考えることができます。

 孤独死とは何か?

 一方、同様に孤独死という言葉を辞書で調べ

 てみると、次のように定義されています。

 誰にも気づかれずに一人きりで死ぬこと。

 独居者が疾病などで助けを求めることなく

 急死し、しばらくしてから見つかる場合など

 にいう。(出典「デジタル大辞泉」)

  引用元 孤独死と孤立死の違いとは?させないための
      対策と特殊清掃の解説 オコマリブログ
      
https://ocomari.com/blog/4133

 

 孤独死の定義とは?

 「孤独死」とは誰にも看取られることなく、

 自宅でたった一人死を迎えることをいいます。

 病気や急な体調悪化など原因は様々であり、

 その多くが死後数日経ってから発見に至って

 います。

 場合によっで「孤立死」や「独居死」という

 言葉が使われることもありますが、広義では

 同様のものとされています。

 孤独死の定義を明確にすることは非常に困難

 です。法律的にも「孤独死」という分類は

 存在しません。

 警察においての死因は「変死」とされる他、

 行政など公的な場では先述の「孤立死」と

 表現されることが多いようです。

 病気などによる突然死や自殺も孤独死には

 含まれず、この場合も特に判別が難しくなり

 ます。(中略)

 孤独死の定義は、高齢者が一人で亡くなる

 ことだけを指すのかというとそうではありま

 せん。

 年齢に関係なく一人で誰からも気づかれる

 ことなく亡くなることも孤独死にあたります。

 高齢化社会が進んでいるため、高齢者の孤独

 死が多い状態ですが、40代から50代の若年層

 の孤独死の割合は30%近くとなっており、

 危惧すべき状態なのです。

  引用元 孤独死の定義とは オコマリブログ  
       
https://ocomari.com/blog/3829

 

 孤独死と孤立死は違うということの理解

 孤立とは

 近年、高齢者の孤独死が問題になっています。

 その言い方からして、一人寂しく、孤独に

 亡くなっていく人のことだろうなと考えてい

 る人が多いのではないでしょうか。一方で、

 孤立死という言い方がされることがあります。

 どちらも誰にも看取られずに一人で亡くなっ

 たことには違いありませんが、なぜ孤独死と

 孤立死の二つの言葉があるのか、どのように

 使い分けるのかはっきりと理解している人は

 少ないでしょう。(中略)

 子どもだけではなく、ご近所とのおつきあい

 もせず、自分だけの世界に閉じこもって暮ら

 した結果、死を迎えても誰にも死亡したとい

 う事実を知られないままになってしまうのが、

 孤立死です。

 孤独とは

 一方の孤独死はというと、高齢者が持病を

 原因として自然死した際に、誰にも看取られ

 ることなく亡くなった状態のことを言います。

 一緒に暮らしていなくても、たまには子が顔

 を見せに来たり、ご近所さんとのお付き合い

 があるかもしれません。そうした人たちに

 よって発見される可能性がある人の場合、

 その人は死の際に看取られる人がおらず孤独

 だっただけで、孤立していたというわけでは

 ないというとらえ方になります。

 まったく社会と接点がなく、誰とも人付き合

 いをしていない場合の死は、孤立しています。

 一方、社会との接点はあるけれども、亡くな

 る時には残念ながら一人の状態だったという

 のが孤独です。

 どちらの死も一人で迎えるという点では寂し

 いものがありますが、両者の違いをはっきり

 識別することができれば、できることならば

 孤立よりも孤独の方がまだいいと思えてくる

 のではないでしょうか。

 引用元 孤独死と孤立死は違うということの理解
     マレリーク
    https://www.marelique.com/service/memento/alone-isolated/

 

 なんか、偏見なのですが、

 孤立死の方がマイナスのイメージが強い。

 孤独死は「お気の毒」だけど、孤立死は

 「迷惑」みたいな。(本当に偏見ですが)

 交友関係が少ないので誰にも手を差し伸べる

 ことをしない(できない)という気持ちは

 とてもよくわかります。しかし後々のことを

 考えると、死んだあと人に迷惑をかけること

 は絶対に避けたい。

 以前「特殊清掃業者は見た」というような

 電子図書を読んだことがありますが、本当に

 壮絶だそうです。

 生きている間は孤独を好んでも、死んだあと

 汚点を残すのはだめですよ。

 こうならないためにも終活しましょうよ、

 ソリタリーのみなさん!

 

 ここからは暴言・・・・・・

 特殊清掃のお世話になったり、多くの人に

 迷惑をかけるのは絶対にいけませんが、

 自分だけの世界に閉じこもって暮らすこと

 誰にも看取られずに死ぬことは、そんなに

 よくないことなのですかね。